家事・育児・仕事に追われる毎日を整える10分習慣
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朝起きた瞬間から、朝食の準備、洗濯、子どもの支度。仕事が始まればメールや予定に追われ、帰宅後は夕食、お風呂、片付け、明日の準備……。
「気づけば今日も、自分のことを考える時間がなかった」という日が続いていませんか?
家事・育児・仕事を両立していると、毎日の予定をこなすだけで精いっぱいになり、自分の気持ちはつい後回しになってしまいます。
そんな忙しい毎日の中でおすすめしたいのが、自分のために「10分」だけ時間をつくる習慣です。
10分ですべての悩みがなくなるわけではありません。それでも、ノートを開いて頭の中にあることを書き出すだけで、「何に疲れているのか」「何を優先したいのか」「本当はどうしたいのか」に気づくきっかけになります。
家事・育児・仕事に追われると、自分の気持ちが見えにくくなる
忙しい毎日を送っていると、私たちは常に「次にやること」を考えています。
- 洗濯物を干さなければ
- 子どもの持ち物を準備しなければ
- 仕事のメールを返信しなければ
- 夕食を考えなければ
- 買い物にも行かなければ
- 明日の予定も確認しなければ
やるべきことが次々に浮かんでくる状態では、「私はいまどう感じている?」と自分自身に目を向ける余裕がなくなりがちです。
すると、理由はよくわからないけれどイライラしたり、何となく気持ちが落ち着かなかったり、「今日も何もできなかった」と感じたりすることがあります。
けれど実際には、何もしていないどころか、たくさんのことをこなしているはずです。
必要なのは、さらに何かを頑張ることではなく、頭の中にあるものを一度外に出して整理する時間なのかもしれません。
忙しい人にこそ「10分習慣」がおすすめな理由
自分の時間をつくろうと思っても、「毎日1時間確保する」となると難しく感じる方も多いでしょう。
そこで取り入れやすいのが1日10分という短い時間です。
10分であれば、朝少し早く起きたとき、子どもが寝たあと、家事がひと段落したときなど、日常のちょっとした隙間に取り入れやすくなります。
大切なのは、長時間じっくり考えることではありません。
「今の自分はどう感じているのか」に意識を向ける時間をつくることです。
今日は何に疲れた?
何がうれしかった?
明日は何を大切にしたい?
こうした問いに少しずつ答えていくだけでも、目の前のことだけでいっぱいだった意識を、自分自身へ戻すきっかけになります。
毎日を整えるために、ノートに書き出してみよう
10分習慣としておすすめなのが、ノートに自分の考えや気持ちを書き出す「ジャーナリング」です。
ジャーナリングでは、誰かに見せるためのきれいな文章を書く必要はありません。
頭の中に浮かんでいることを、そのまま言葉にしていきます。
- 今日は仕事が忙しくて疲れた
- 夕食を考えるのが少し面倒
- 子どもとゆっくり話せてうれしかった
- 最近、自分の時間が足りない気がする
- 明日は少し早く仕事を終わらせたい
このように書き出してみると、頭の中だけで考えていたときには気づかなかった自分の状態が見えやすくなります。
「仕事が嫌なのではなく、予定を詰め込みすぎていたのかも」
「家事そのものより、全部自分でやろうとしていることに疲れているのかも」
「今日は大変だったけれど、うれしいこともあったな」
書くことは、忙しさの中で見えなくなっていた自分の気持ちを確認する時間にもなります。
10分間、何を書けばいい?おすすめの3つの問い
いざノートを開いても、「何を書けばいいかわからない」と手が止まってしまうことがあります。
そんなときは、自由に書こうとするのではなく、あらかじめ問いを決めておくのがおすすめです。
例えば、次の3つの問いから始めてみましょう。
1.今日、一番心に残っていることは?
うれしかったことでも、嫌だったことでも構いません。
「なぜか気になっている」という程度でも大丈夫です。まずは今日の出来事を振り返り、自分の心が動いた瞬間を書いてみます。
2.今、どんな気持ち?
「疲れた」「楽しかった」「モヤモヤする」「少し不安」など、一言から始めてみましょう。
そこから「なぜそう感じているんだろう?」と考えてみると、自分でも気づいていなかった本音が見えてくることがあります。
3.明日の自分のために、何をひとつ大切にする?
大きな目標でなくても構いません。
- 昼休みは仕事から離れる
- 子どもと10分だけゆっくり話す
- 今日できなかった家事は明日に回す
- 寝る前にスマートフォンを見ない
- 好きな飲み物をゆっくり飲む
ひとつだけ決めることで、「全部やらなければ」という状態から、自分にとって大切なことを選ぶ意識へ切り替えやすくなります。
「毎日続けなければ」と考えなくてもいい
新しい習慣を始めると、「毎日続けよう」と意気込んでしまいがちです。
しかし、家事・育児・仕事に追われている人ほど、予定通りにいかない日は当然あります。
子どもの体調が悪くなる日もあれば、仕事が長引く日もあります。疲れてノートを開く余裕すらない日もあるでしょう。
そんな日は、書かなくても大丈夫です。
大切なのは「毎日必ず書くこと」ではなく、自分の気持ちを整理したくなったときに、ノートに戻ってこられることです。
10分取れない日は、1分でも構いません。
今日は疲れた。
だから早く寝よう。
たったこれだけでも、自分の状態に気づき、自分のための行動をひとつ選ぶことができます。
自分のための10分は、家事や育児をさぼる時間ではない
忙しい人ほど、自分のために時間を使うことに対して「そんな時間があるなら家事をしたほうがいい」「もっと仕事を進めたほうがいい」と考えてしまうことがあります。
けれど、自分のために使う10分は、何かをさぼっている時間ではありません。
毎日さまざまな役割をこなしている自分自身に目を向ける時間です。
「今日はここまででいい」
「これは明日でも大丈夫」
「私は本当はこれを大切にしたかった」
そんな小さな気づきが生まれるだけでも、忙しい毎日の見え方は少し変わります。
家事も、育児も、仕事も大切。だからこそ、そのすべてを担っている「自分自身」を置き去りにしない時間をつくってみてください。
忙しい毎日に「私の10分ノート」を
私の10分ノート
1日10分。3つの問いに答えながら、自分の気持ちや考えを整理するためのジャーナリングノートです。
家事、育児、仕事。毎日やることがたくさんあると、自分自身のことを考える時間はどうしても後回しになってしまいます。
「私の10分ノート」は、真っ白なページに自由に書くのではなく、用意された問いに答えながら書き進められるのが特徴です。
何を書けばいいかわからない方や、これまで日記やジャーナリングが続かなかった方でも、毎日の生活に取り入れやすい形になっています。
誰かのためではなく、自分のために使う10分。
忙しい日々の中に、自分と向き合う小さな習慣を取り入れてみませんか?
まとめ|忙しい毎日だからこそ、自分のための10分を
家事・育児・仕事に追われていると、気づかないうちに自分の気持ちを後回しにしてしまいます。
そんな毎日を少し整えたいとき、特別なことを始める必要はありません。
まずは1日10分、ノートを開いて自分の気持ちを書いてみる。
今日何を感じたのか。何に疲れているのか。何がうれしかったのか。そして、明日は何を大切にしたいのか。
頭の中にあることを言葉にすることで、慌ただしい毎日の中でも、自分自身に意識を向けるきっかけをつくることができます。
10分取れない日は、ほんの数分でも大丈夫です。
家事のためでも、育児のためでも、仕事のためでもない。
「私のための10分」を、毎日の中につくることから始めてみてください。