【自己分析】自分を知る方法|書くことで見えてくる本当の気持ち

【自己分析】自分を知る方法|書くことで見えてくる本当の気持ち

自分を知る方法|書くことで見えてくる本当の気持ち

「自分のことがよくわからない」「本当はどうしたいのか見えない」そんなふうに感じることはありませんか。

毎日やることに追われていると、自分の気持ちは後回しになりがちです。けれど、心の中にある言葉をノートに書き出してみると、思っていた以上に自分の本音が見えてくることがあります。

自分を知る方法には、自己分析をする、誰かに相談する、診断ツールを使うなど、さまざまな方法があります。その中でも、特別な準備をせずに始められるのが「書くこと」です。

ノートに自分の気持ちや考えを書き出すことで、頭の中にあるものが目に見える形になります。ぼんやりしていた感情が言葉になり、「私はこんなことを気にしていたんだ」「本当はこうしたかったんだ」と気づけるようになります。

ノートに自分の気持ちを書き出している様子

自分を知るとはどういうこと?

自分を知るとは、性格や長所・短所を知ることだけではありません。

たとえば、次のようなことに気づくことも「自分を知る」ことのひとつです。

  • どんなときにうれしいと感じるのか
  • 何に疲れやすいのか
  • 本当は何を大切にしたいのか
  • どんな言葉に傷つきやすいのか
  • 何を我慢しているのか
  • どんな時間を過ごすと心が落ち着くのか

私たちは、自分のことをわかっているようで、意外とわかっていないものです。忙しい日々の中では、目の前の予定や仕事、家事、人間関係に意識が向き、自分の内側にある気持ちを丁寧に見る時間が少なくなってしまいます。

だからこそ、自分を知るためには「立ち止まる時間」が必要です。そして、その時間をつくる方法として、ノートに書くことはとても始めやすい習慣です。

なぜ書くと本当の気持ちが見えてくるのか

頭の中だけで考えていると、同じことを何度もぐるぐる考えてしまうことがあります。

どうしたいのかわからない。
でも、このままでもいい気がしない。

このような気持ちは、頭の中にあるだけだと形がありません。形がないから、整理しにくく、向き合うのも難しくなります。

けれど、ノートに書き出すと、気持ちが「言葉」として目の前に現れます。すると、自分の考えを少し離れた場所から見ることができます。

たとえば、「疲れた」と書いたあとに、さらに「何に疲れている?」と問いかけてみる。すると、「人に合わせすぎている」「やりたいことを後回しにしている」「休む時間が足りない」など、より具体的な気持ちが出てくることがあります。

本当の気持ちは、最初からはっきりしているとは限りません。書いているうちに、少しずつ輪郭が見えてくるものです。

自分の本音をノートに書きながら整理している女性

自分を知るために書きたいこと

自分を知るためにノートを書くときは、立派な文章を書く必要はありません。きれいにまとめようとしなくて大丈夫です。

むしろ、最初は思いついた言葉をそのまま書くことが大切です。

  • いま感じていること
  • 最近よく考えていること
  • なんとなく気になっていること
  • うれしかったこと
  • 少し引っかかったこと
  • 本当は言いたかったこと
  • やってみたいけれど迷っていること

特におすすめなのは、「感情」に注目して書くことです。

出来事だけを書くと、単なる記録になりやすいですが、そのとき自分が何を感じたのかまで書くと、自分の価値観や本音が見えやすくなります。

今日は予定を断れなかった。
本当は少し休みたかった。

この一文だけでも、自分が「人に合わせすぎていたこと」や「休みたい気持ちを後回しにしていたこと」に気づけます。

自分を知るためのノートは、誰かに見せるものではありません。正解を書く場所でもありません。自分の中にある小さな声を拾っていく場所です。

本音に気づくための質問例

何を書けばいいかわからないときは、質問に答える形で書くのがおすすめです。

真っ白なページを前にすると手が止まってしまう方でも、問いがあると自然に書き始めやすくなります。

  • いま、どんな気持ちですか?
  • 最近、心が軽くなった瞬間はいつですか?
  • 反対に、心が重くなった瞬間はいつですか?
  • 本当はどうしたかったですか?
  • いま我慢していることはありますか?
  • 大切にしたいのに後回しにしていることはありますか?
  • 今日の自分にかけたい言葉は何ですか?

質問に対して、長く答える必要はありません。1行だけでも十分です。

本当は、もう少し自分のペースで進みたい。

たった一行でも、そこには大切な気づきがあります。書いた言葉を見返すことで、自分が何に違和感を覚え、何を望んでいるのかが見えやすくなります。

問いが書かれているノート

書くことで見えてくる自分の価値観

自分を知るうえで大切なのが、自分の「価値観」に気づくことです。

価値観とは、自分が大切にしたいもののことです。安心感、自由、成長、人とのつながり、丁寧な暮らし、挑戦、穏やかな時間。人によって大切にしたいものは違います。

けれど、自分の価値観は普段なかなか意識しにくいものです。

たとえば、誰かの何気ない言葉にモヤモヤしたとき。その奥には、自分が大切にしているものが隠れていることがあります。

「急かされて嫌だった」と感じたなら、自分は落ち着いて考える時間を大切にしたいのかもしれません。

「頑張りを軽く扱われて悲しかった」と感じたなら、自分は丁寧に見てもらうことや、努力を認めてもらうことを大切にしているのかもしれません。

感情は、自分を知るための手がかりです。うれしい、悲しい、苦しい、安心する。そうした気持ちを書き出していくことで、自分が何を大切にしているのかが少しずつ見えてきます。

自分を知るノートを続けるコツ

自分を知るための書く習慣は、無理なく続けることが大切です。

毎日完璧に書こうとすると、続けること自体が負担になってしまいます。書けない日があっても大丈夫です。気持ちが向いたときに、数分だけ書くだけでも意味があります。

  • 1日10分だけ書く
  • 1行だけでもよいことにする
  • きれいな文章にしようとしない
  • ネガティブな気持ちも否定しない
  • 書けない日は無理に書かない
  • 見返したくない日は見返さない

大切なのは、書くことを「自分を責める時間」にしないことです。

ノートは、反省文を書く場所ではありません。自分の気持ちを責めずに受け止める場所です。

今日はうまくできなかった。
でも、ちゃんと疲れていたことには気づけた。

このように書くだけでも、自分を少し客観的に見られるようになります。

初心者には「問い」があるノートがおすすめ

自分を知るためにノートを書きたいと思っても、最初は何を書けばいいかわからないことがあります。

そんな方には、あらかじめ問いが用意されているノートがおすすめです。

問いがあることで、考えるきっかけが生まれます。真っ白なページに自由に書くよりも、質問に答える形のほうが、自然に自分の気持ちに向き合いやすくなります。

私の10分ノート

1日10分。 3つの問いに答えるだけで、その日の気持ちや考えを自然に整理できるジャーナリングノートです。

自分の本音がわからないとき、頭の中がごちゃごちゃしているとき、心を少し整えたいときに使いやすい構成になっています。

真っ白なノートでは続かなかった方でも、問いに沿って書くだけなので、無理なく「自分を知る時間」をつくることができます。

私の10分ノートとペンを机の上に並べている様子

まとめ

自分を知る方法は、難しいものばかりではありません。

ノートに気持ちを書き出すだけでも、自分の本音や価値観に気づくきっかけになります。

頭の中で考えているだけでは見えなかったことも、言葉にしてみると少しずつ整理されていきます。

「本当はどうしたいのか」「何を大切にしたいのか」「いま何に疲れているのか」。そんな問いに、少しずつ向き合う時間をつくってみてください。

まずは1日10分、1行からでも大丈夫です。書くことは、自分の気持ちにやさしく気づくための小さな習慣です。

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